乾癬の症状

症状の出やすい場所は?

症状の出やすい場所

基本的に全身どこでもでますが、特に多いのが頭皮・耳・ひじ・ひざ・手足です。乾癬が出やすい部位の共通点の1つは、何かと接触することが多い場所です。

例えば、髪の毛とこすれた状態であることが多い頭皮や、服と接触するひじやひざがその代表です。

もし発症した場合は、ゆったりとした服を着て、あまり肌を刺激しないようにしましょう。

年齢や性別は関係あるの?

年齢や性別

日本では、乾癬患者の男女比率が2:1で男性に多く患者さんがいます。年齢に関しては非常に幅広く患者さんがいます。その中でも、男性は50代が、女性は20歳代と50歳代が多いとされています。近年、年齢・性別関係なく、患者数は増加傾向にあるので注意が必要です。

どんな症状がでる?

乾癬の症状は主に、発疹です。
様々な発疹が出ますが、典型的なものは皮膚が赤く厚ぼったくなり、表面に白いかさかさがついた班が出ることが一般的です。
かゆみを伴うことも、かゆみを感じないこともあります。かゆみを感じる患者さんはおよそ5~7割だそうです。

また、手足の関節の痛みを伴うこともあり、これは乾癬性関節炎と呼ばれています。
乾癬患者さんの約14%が、この乾癬性関節炎を発症すると言われています。

湿疹だと思ったら…

湿疹だと思ったら

症状が進行してしまうパターンとして、「ふつうの湿疹だと思って、専門医には相談しなかった。」というのがあります。

おおよその乾癬は、症状を見れば判別することができますが、専門医でないと湿疹との区別がつかない例も多いのです。湿疹のような症状が長く続いている、爪や関節に変形や違和感が伴っているなど、通常と少しでも違うと感じたら皮膚科へ相談してください。

乾癬で気になっている方は一度受診されることをお勧めします。
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